金属アレルギーの方向けピアスはステンレスがいいって本当？｜RYS

金属アレルギーとはそもそも何か？
との話になりますが、ピアスやネックレスをつけていると汗などの水分と反応して金属がイオン化し、人のタンパク質と結合することによってアレルゲンとなるタンパク質へ変質させてしまうことが原因となってしまいます。

簡単に言うとアクセサリーを着けていると目に見えない微量な金属が溶け出して皮膚に吸収されてアレルギー反応が起きやすくなってしまうというものです。

大人になってから食物のアレルギーが出てしまったなどという方も似たような現象ですね。

もちろん金属に限らずなのですが、食べ物なども同様のことが起こる場合もあります。

神経質になりすぎなくて大丈夫なのですが、

・お風呂のときには優しく揉み洗いをして

・シャワーできれいな水を流して

・しっかり乾燥をさせること

これらを意識して耳元を清潔に保つことが大事です。

ステンレスは配合によって多くの種類が存在します。

その中でもサージカルステンレス（316L）と呼ばれるものはメスなどの医療用金属として使われており、ステンレス素材の中でもアレルギー反応が起きにくいものです。

「サージカル（surgical）」は「外科の、手術の」という意味を持っています。

サージカルマスクやサージカルテープなども医療用マスク、医療用テープなんて呼ばれたりしますが、同じように広義でのサージカルという単語は医療用や医療現場に使われるものとされています。

アレルギーが起きやすい金属素材は以下のものがあります。

・ニッケル

・スズ

・コバルト

・亜鉛

・パラジウム

・鉄

・アルミニウム

・銅

・クロム

・水銀

特にニッケル・亜鉛は安物のアクセサリーには必ずと言っていいほど使用されています。

なぜそのような金属素材が使われるのか？というと、金属加工を行いやすくするためです。

金属の粘度や柔らかさを調節するとはいえ、身体に良くないのも事実ですので金属アレルギーがある方は極力避けるようにしましょう。

18金製のものでもアレルギーが出てしまった！

金は体に合わない！という方も中にはいらっしゃいますが、

18金は銅と金を混ぜ合わせたものなので銅アレルギーの可能性もあります。

一度純金のピアスを是非お試しいただくと金属アレルギー解決への道となるかもしれません。